当院の新型コロナ感染症対策とお願い
こんばんは。
いよいよ全国的な緊急事態宣言が発表されました。ひと足早く発令された地域の病院の話を伺ったところ、既に診療時間の縮小や外来の制限など〝三密〟を避ける取り組みをされていると聞き及び、当院でも対策を考える話し合いをしていた矢先の政府の発表でした。
不要不急の外出は自粛していくのは当然として、それでも病気の治療や来月から始まるフィラリア予防など先延ばしに出来ない事由もございます。
-有事の動物病院のあり方としてどうあるべきなのか。
-ひとと動物が安心して暮らせる社会に当院はどのように寄与していくことができるのか。
この問いの答えを考える土台には常に〝動物〟と〝飼い主〟と〝病院スタッフ〟の安全が無くては獣医療は成り立たないと私たちは考えています。
その上で出来る限りの獣医療を提供出来るようにする為、しばらくの間の診療体制を
⑴電話予約の上、時間指定診療とさせていただくこと
⑵原則飼い主様は駐車場内でお待ちいただくこと
⑶直接の会話を避けるため、電話越し・車のガラス越しでの対応をさせていただくこと
とさせていただきます。
また、必要なお薬やフードは事前に申し出ていただき、予防薬や常備薬は一度にまとめてお持ち帰り頂けますと今後の混雑緩和に繋がると思われますのでご協力をお願い致します。
….と、このようにやっていくつもりではございますが、なにぶんこのような対応をとることが私どもスタッフ全員未経験ですので、通常よりも診療にお時間をとらせてしまったり、至らないところも出てくるのではないかと予想されます。都度修正を加えながら可能な限りスムーズな診療が行えるよう努力して参りますので、皆様にはご不便をお掛け致しますが、ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
世界中の人々がこの悲しみに満ちた試練を乗り越え、一日も早い事態の終息と平穏な生活が取り戻せることを心より願っております。
三谷獣医科病院
副院長 三谷藍