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梅雨明けしたら熱中症にご注意を!

  • 病気

〝アンコさん 茹だる梅雨明け 昼下がり〟

 

どうも!ご無沙汰しております、副院長です。

前回から1ヶ月以上も更新しないで何してたのよ!?とお叱りを受けても仕方ないぐらいあいてしまいました。。。(苦笑)

この1ヶ月の間、週末の度に副院長は広島や博多を中心にセミナーに通いつつ、十数年ぶりに旧友に会ったり、芸術を嗜んだりしながら心身共にリフレッシュしておりました!都度、美味しいご当地グルメに舌鼓を打ってきましたので、体格も少々立派になった気がします(汗)蓄えを消費すべく、もうちょっと真面目に運動に精を出さなければ・・・!と、通勤を車から自転車にしようか悩む今日この頃です。

 

さて。

長かった梅雨もやっと終わり、いよいよ夏本番ですね。

当院2階の住人〝アンコさん〟も風通しの良い場所を探してはフローリングの上でこの通り。名前を呼んでも瞼が少し上がるだけでほぼ反応が無くなります。運動制限をかけて熱の産生を少しでも抑えているんでしょう(笑)

 

犬猫は熱を体外に逃すのが苦手?

 

よく『扇風機』を暑さ対策にされている話を伺いますが、犬猫にとって送風だけではあまり効果的に体温を下げることができません。

人間は汗を蒸発させることによって体表の熱を逃す(=気化熱)ことができますが、汗のかけない動物たちはそれが叶わないのです。

 

ではどうやって熱を下げているのか?

 

舌をベローんと出して〝ハァハァ〟と口を開けて荒い呼吸しているのを夏場は見かけることが多いと思います。この呼吸はだらしないわけじゃなくて、呼吸によって体温を下げようとしている証です。なんたって、年中毛皮に覆われてますからね(大変!)

そんな様子を発見したら、早めにエアコンをつけて室内の温度を適温にするよう心がけましょう。凍らしたペットボトルの水をタオルで巻いて氷枕を作ってあげるのもいいでしょう。

 

もう一つ。

人間は汗をかくと一緒にミネラルも体外に出て行ってしまうため、スポーツドリンクのような〝水分+ミネラル〟の補給が必要です。しかし、汗をかかない動物の場合は、呼吸で失われる水分の中にミネラルは含まれていないので、補給する場合は水分だけで十分ですよ。意外とスポーツドリンクに含まれる糖分はバカにできませんので、肥満気味の子達は要注意です!

適切な温度管理で熱中症にならないように!

当院でも毎年、熱中症で連れてこられる犬は一定数います。重症化すると命の危険も伴う恐ろしい症状ばかりなので、どうぞこれからの季節細心の注意を払ってお過ごしください。

 

熱中症といえば、思い出すのが去年のこの時期の出来事です。

車の鍵の閉じ込めはよくあるトラブルですが、当院の駐車場で起ったのは、診察が終わって先に車に犬だけ置いて来るときに一緒に鍵を閉じ込めてしまった事故。酷暑と言われた去年の夏でしたし、何しろ閉じ込められた犬種もフレンチブルドックという短頭種でした。

青ざめた顔で飼い主さんから事情を説明され、このままじゃ10分後にも車内の温度は熱中症を引き起こす温度に達することは容易に想像できます。

急いでスタッフ総出で院内のありったけのバスタオルを車のボンネットやフロントガラスに被せてホースでくまなく散水(ここでも気化熱!)。

少しでも、車内の温度が上がりにくくなるように皆で祈りながら…。

幸い、連絡を受けられた家族の方が迅速にスペアキーを持ってきてくださったので、無事に救出されました(本当よかった!)。

たった数分の出来事が非常に長く感じられてとても肝を冷やしたのを覚えています。

 

夏休みで犬と一緒におでかけられる方も多いと思います。

どうか、皆様も子供・犬・鍵の閉じ込め事故にご注意ください!

 

 

三谷獣医科病院

 副院長 三谷藍

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