秋の夜長に読書はいかが?
- 雑談
東京オリパラの熱気に当てられたかのように今年の夏も猛暑日が続き、しばらく残暑きびしい9月でしたが、ようやく昨夜からの秋らしい夜風が肌に気持ちいいので風呂上がり、ついついベランダに出て涼んでしまう副院長です。
こんばんは。久方振りの更新です(*^^*)
秋って私1番好きな季節なの!!
って言う人少なくないと思います。果物は美味しいし(今年の須金の梨ぶどうも甘くて美味しかったです♪)、風が気持ちよくで過ごしやすいし、夜の時間が少し長くなった事でちょっとだけ生活に余裕が出る感じがしますよね♪
そんな秋の夜長に私は少し本を読んでいます。
その中で今日は私のオススメの一冊をご紹介します。
「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ著
完全にタイトルに惹かれて手に取った本でした。クジラって書いてあるだけでちょっと意識してしまうくらいにクジラという生き物に何か神秘的な響きを感じてしまう副院長の以下読書感想文↓
52ヘルツのクジラは他のクジラが聴き取れない周波数の音域でしか歌う事のできない広い海でたったひとりぼっちのクジラのこと。小説の中では児童虐待やネグレクト(育児放棄)などにスポットが当てられて52ヘルツのクジラと表現されていますが、私には「1人ではないのに孤独を感じる瞬間」を切り取った様な、私たちもごく当たり前の生活の中でも感じられるような身近な表現に思えてなぜだか心が締め付けられる思いがしました。
そして、これは人間だけの物語ではなくて、もしかしたら犬猫も52ヘルツで鳴いてるのかもしれないと感じたのは私だけでは…ないはず。
もっとちゃんと見て欲しい、もっと愛して欲しい。
動物たちはそう人間に訴えているかもしれない。
私たちは動物と一緒に生活する上で、動物たちに52ヘルツのクジラになってしまわないようにちゃんとその声に耳を傾ける責任があるよな〜….と、少しだけ考えさせられる物語でした。(因みに動物は一切登場しませんので悪しからず)
52ヘルツのクジラって何?( ˙꒳˙ )???
って思ったそこのあなた!
ぜひ次の休みは本屋さんに行って手に取って見てください。多分主人公に共感できるところ出来ないところが人によって様々あってバランスよく考えることが出来る内容になっており、数々の重いテーマを取り上げている割に読後感は悪くないと思います。サクサク読めてしまうのであっという間に読み終えてしまいました。表紙も素敵なのでジャケ買いにもオススメ(笑)
以上、へっぽこ感想文でした( ¯꒳¯ )ᐝ
う〜…感じたことを文章に書き起すって難しい(–;)それでもまた何か心が揺れたらご紹介する…かもしれませんし、しないかもしれません(笑)きっとここまで読んでくださる方々は気長に待ってくれると信じています。
いつもここを読んでくださってありがとう!
最近更新ないよ!!の叱咤激励ありがとう!!
最後に
天高く 馬肥ゆる秋 に因んで心の一句
栗ご飯 梨 柿 ぶどう美味しいな
明日の健診 行くのがコワイ
詠人 副院長
それではまた( ´ ▽ ` )ノ
三谷獣医科病院
副院長 三谷藍